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北澤 武志
DRESSEDUNDRESSED デザイナー
コシノヒロコさんのアーカイブ作品は、創造の熱量と時代の息吹を内包した「記憶の媒体」です。一着が持つ時代を超越した力は、デザインの完成度を超え「生き方」そのものが投影された証に他なりません。私たち次世代にとって、これは過去を回顧するのではなく、クリエイションの深層を学ぶ「生きたテキスト」だと思うのです。
ROMA ALTA MODA SHOW
1978SS
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コシノヒロコさんのアーカイブ作品は、創造の熱量と時代の息吹を内包した「記憶の媒体」です。一着が持つ時代を超越した力は、デザインの完成度を超え「生き方」そのものが投影された証に他なりません。私たち次世代にとって、これは過去を回顧するのではなく、クリエイションの深層を学ぶ「生きたテキスト」だと思うのです。
1978SS
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1978年私の産まれる3年後から、今日までのコレクション全てが見た事も無い世界がファッションと言う文言無しでも、想いや感情の元、コレクションを続けられ、容易ではない時も有りながらこうして服作りをされていた事、こだわりぬかれてきた事に敬意でしかございません。自らの服作りに対する本当の意味を、改めて考えさせられ、前へ進もうと進んでいいんだ!と思う良い機会となりました。本当にありがとうございます。
1978SS
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コシノヒロコ先生の522点に及ぶ作品を拝見する貴重な機会を頂き、誠にありがとうございました。特に初期ローマ時代の作品には、自由で軽やかな美しさと、これから大きな世界へ飛び立つような高揚感が感じられ、強く印象に残りました。年代順に作品を通覧することで、先生の豊かなイマジネーションと、それを支える技術や素材への探究を深く感じました。
1978SS
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去年の夏の事、私は仕事で京都を訪れていて友人宅で夕涼みをしていた。そこへ彼らの仲間の女性が興奮気味にやってきて 『今だんじりから直接来たねん!』 と自慢げに撮りたての狂った映像を見せてくれた。そこにはヤグラに乗ったイケおじがすごい速さで駆け抜けて行く様、死者が出るほど激しいお祭りとは聞いていたがこんなに狂ってるとは知らなかった。なんでも彼女はコシノヒロコ先生と仲良しで、商店街にある彼女の実家の2階から直接眺められるのでこのような動画が撮れたのだとか。驚いている私に 「毎年行ってるんだけど来年は花代ちゃんも一緒に行こーよー」 って誘ってもらった矢先、今回の感想文のご依頼が来た。 送られてきた御本を眺めるとヒロコ先生は半世紀に渡りずっと休むことなく作品を作り続けている事が分かる。それは自身の営みにも通じることなので察するが並大抵のことではない。ましてやブランドや会社となると顧客がいて売れ続けている証なのだろう。 私は1983年春夏のルックをワンピックに選ぶ。 それは日本人が洋服を着ることに対してのアンサーソングのような、平面と帯を纏い外国人モデルが着物のような服を着こなしている。彼女のデザイン全てに一貫して感じることに(因みに当方はファッションの世界の者ではない)そこには流行と関係なくの不動の何かがある。それは岸和田にお祭りがずっとあるように、彼女の家に続くテーラー業のように、ファッションデザインが彼女の生なのである。
1983SS
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1978年から現在に至るまでのアーカイブは、まさに圧巻でした。倉庫には、なお約2,000着が保管されていると伺い、深い驚きを覚えました。
今回私は、1986年春夏コレクションという約40年前の作品でありながら、コシノさんらしいシンプルでクリーン、かつ軽やかさと力強さを併せ持つデザインに共感し、このドレスコートをベストの一着として選ばせていただきました。
1986SS
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貴重なアーカイブを拝見させていただきありがとうございました。
本当に幅広い素材や技術、クリエイションにあふれていて、常に自分と闘いながら作品生み出し続けるパワーとファッションの楽しさを感じました。
コシノヒロコさんの失敗を恐れていたら、ものはつくれない、という(映像での)言葉が印象的でした。
ルックは手作業や細部へのこだわりに感銘を受け、セレクトしました。
もっと自由に今を自分を表現していい、と背中を押されたような気がします。
1989SS
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一点に絞る作業は難しかったのですが、好きな一着という意味では、このミリタリー調のコートドレス。しっかりとしたウールで、施されているのはブレード刺繍でしょうか。素材に凝るより、ボタンなどの小物にこだわる世界観が好き。一つのアイディアが広がってゆく印象を受けました。
1992AW
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私もニットアイテムが多いブランドなのでニットアイテムを選出させていただきました。ニットならではの技法を用いた立体的な構造と流れるように身体に這(は)うシルエットを両立しているところが素晴らしいと思いました。すべてのアイテムにパッションと遊び心を感じ、終始心が躍り、素直にきゅんとしました。お洋服、服づくりへの愛情を感じ、胸があたたかくなる時間でしあわせでした。映像の中でヒロコさんが失敗を恐れずに海外へ臨んだことを話されていて、来年パリコレのショールームに参加する身として勇気をもらい、また奮い立たされました。心から感動しました。
1992AW
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このルックに漂う、ニット特有の重厚感と彫刻的な造形美に強く惹かれました。装飾は削ぎ落としながらも、複雑な重なりが生む陰影と独創的なフォルム、大胆なクロスデザインが描く立体的なシルエットは、日本の美意識を感じました。素材の表情を最大限に引き出し、身体を包み込む構築的なフォルムは、時代を超えてもなお新しくモダンな佇まいで、ファッションが持つ普遍的な可能性の強さがあるルックだと思いました。
1992AW
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プリーツが裾に向かってさらに折り紙のように変化したり、チュールのような素材のプリーツ、凸凹加工が一言では語り尽くせない迫力で圧倒されます。2009年秋冬のルックはヒロコ先生らしいアートな感覚が爆発しており勇気づけられます。
1994SS
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HIROKO KOSHINOが大切にしてきた日本の文化や精神性を静かに、しかし確かに感じることのできるルックだと感じました。アクセントとして配された赤や和柄のテキスタイルといったアジア的な要素を用いながらも、西洋的な女性の身体を尊重したシルエットとバランスによって成立している点に、深い感銘を受けました。私たちもまたアジアの価値感を西洋的なクチュールとして再解釈する挑戦を続けていますが、今回このアーカイヴに触れ、その歩みをこれからも止めるべきではないと、あらためて強く感じました。
1995AW
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シンプルかつ絶妙なフォルムに、モダンに日本が誇る富士山が表現されている点が素敵です。「KIMONO」の未来系のよう。西洋とも東洋とも女性とも男性とも混とんとした中に確実な美しさと凛々しさがある。コシノヒロコ先生、すばらしい作品の数々、どれも美しさとエネルギーに溢れていました。
1995AW
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90年代、東京は多くの情報と欲望で溢れていました。コシノヒロコさんの服には、日本という国が、まだ意味や説明になる前の“キャラクター”のように立ち上がる瞬間がありました。
それは軽やかさや装飾ではなく、無邪気さと強さが同時に宿る感覚。 このルックは、黒の量感の中にわずかな赤を忍ばせることで、当時の日本が持っていたその立ち姿を、静かに定着させた一着だと思います。
1995AW
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ぱっと見て「いちばんコシノさんらしいな」と感じたのが、この一着でした。 美しさと力強さが拮抗していて、どこか緊張感がある。 強い線や大胆な構成の中に、自分の世界を貫く揺るぎない意志を感じました。
1995AW
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日本人のセンスやクリエイティビティ、素材や技術力の高さを世界に知らしめるアーカイブ。 妥協がなく大胆で表現しきっていて着るアートのようでした。「あなたはどんな存在になりたいの?」と服から問いかけられているよう。一番なりたい自分像に近い服を選ばさせていただきました。
1996SS
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見た瞬間、心を奪われた力強さと優雅さを併せ持つコート。 まさにヒロコ先生の美意識が集結している作品! 着る人の立ち姿まで美しく見せる、アーカイブならではの深い魅力がある。 ヒロコ先生の服は、流行を語らない。語るのは、線と量感、沈黙と緊張感、そして時間そのものだ。 このコートに立ち上がるのは、装飾ではなく意志であり、やわらかさよりも、静かな強さである。 身体に寄り添いながら、同時に身体から自立している―― その佇まいは、衣服というよりも一つの造形作品だ。 私はこのコートを、何かを主張したい日ではなく、覚悟を決めた日に着たいと思った。多くを語らず、背筋だけを正して、ただそこに立つために.... HIROKO KOSHINOは、着るための服であると同時に、思想をまとう作品だと思う。
1997SS
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アフリカは音楽の起源、それはリズムとメロディで始まった。誰かが好きにリズムを刻み歌い始め、他が思い思いのリズムとメロディでそれに応じる。ある者は喜びを、ある者は悲しみを込めて。沢山の感情が混じり合ってひとつの音楽になる。各々が各々を尊重し、破綻せず見事に調和した世界。何よりも平和だ。沢山の個が混在してお互いを引き立てる。アフリカを思う時、頭に浮かぶのは自然の風景の中にある分離のいい色の合奏である。この服のように。
1998SS
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パターンの抽象性と偶発性の素材と色彩の静脈と動脈のような生命感の明快な再現のように感じました。美しい立感のフォルムと美しい糸のほぐれるようなはかなさが共存しているところに心が引きつけられました。
1999AW
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織や加工、カッティングと服を作る全ての工程から取り組み新しい服を作るという強い情熱を感じました。何種類もの加工が詰め込まれた布を丁寧に手縫いで仕上げたルックの生み出す圧は素晴らしかったです。情熱を絶やさず服を作る姿勢は今後の自分のものづくりへの大きな励みになりました。
1999AW
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いろいろなテクスチャがあったが、あえてこれを選んだ。モノトーンというか白。見る人のイマジネーションや光線次第でどんな色にもみえる。人々の常識や想像を超えるものを引き出してくれるような、ワクワクするドレスだから。ひとりひとり閃いて、ときめいて、そして煌めいてほしい。ワクワク・ドキドキ・キラキラな人生を創り出す、そんな展覧会を期待しています。
2000SS
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見たことのない素材。日本の伝統的な紙の質感とフューチャリスティックなテクスチャーの融合、その特性から生み出されたデザインが圧感でした。全体として、コシノさんの瞳を通して見える世界が何と美しく力強いかを感じました。デザインのディテールには、自然物やその時代毎の価値観が反映され、”ファッション”は生きるエネルギーそのものであることを改めて感じることができました。
2000SS
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無駄を削ぎ落とした中に確かな意志を感じさせるフォルムが印象的でした。 身体の動きに寄り添いながらも凛とした緊張感を保つライン、そして控えめでありながら視線を引き寄せるボタン装飾。 その静かな存在感に、このデザインならではの強さを感じ、今回の選定にいたりました。
2000SS
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コシノさんの服は、人が華やいだ色と形の布をまとうというより、色と形が無限のニュアンスをもって交差する空間のなかに身を投げだしている感じがする。まるで初期の抽象絵画のような切れ味のいい絵柄を人の生身が吸い寄せているかのような。あとは人がそれを自分のものとして生きおおせるかどうかだけ。そこから一瞬2017年秋冬のルックを択びかかったが、最後は渋い色ながらフォルムに速度が加わるこのルックにした。500を超える衣裳を通覧しているうち、京都育ちの私はふと、色と色のえも言われぬ重ねがつづく葵祭を思い浮かべた。
2001AW
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和の中に・・・と云うより、和なのか洋なのか迷わされる感じが他のブランドには無く印象的で、好きです。50年前のデザインが今流行の主流に成っている事に驚かされました。凄いの一言です。
2001AW
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力強さ・シンプルなデザインでありながら力強さと、大人っぽさを感じました。作品、全ての作品に宇宙を感じます。又、それぞれのテキスタイル、素材に愛を感られて、勇気がでます。本当のところ、それぞれに魅力的で選ぶ事に苦労しました。全てヒロコさんの内にある魅力なのでしょうと思いました。
2001AW
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会場を巡りながら強く感じたのは、長年積み重ねられた情熱と挑戦が、今なお古さを微塵も感じさせず、未来を指し示す表現として立ち上がっていることでした。 それはファッションを超え、常に前進し続ける“思想や哲学そのもの”であると、心から実感いたしました。 彫刻的に構築されたフォルムと素材の対比が、強さと繊細さを孕み、裾に潜む赤が静かなアクセントとして感情を揺さぶり、溶け込むような花のモチーフが作品に生命を吹き込んでいるように感じました。服でありながら、遠い未来を見据えた「意志の造形」であると確信しました。
2002AW
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時代を感じないデザインが多くて、今でもすごくおしゃれな形がとても多い。素材に関しても、様々なテクニックと生地を使っており、私がセレクトした作品は立体のプリーツとフォーマルなウールの生地を使ったワンピースに小さな刺繍を施されているのがすごく素敵だなと思いました。ファッションに興味がある方や、勉強している学生もちゃんと細かく見てほしい作品です。
1992AW
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金属の腐食が生み出す模様から着想されたコレクションの中で、ひときわ心を惹かれた一着。異素材から発想し、それを服という表現へと昇華させるアプローチに強く惹かれました。フェルトのような大きな生地に、面積の揺らぎをもった色彩が有機的に織り込まれ、抽象的に仕上げられた佇まいは、まるで一点もののようなユニークさ。その存在感に、自然と目を奪われます。
1999AW
(31)

腐食を表現したということを聞いて、朽ちてゆくものに美を見出す感性に感動。実際、そのテキスタイルはオレンジ色の綺麗な色が腐食してゆく美、何ともいえない美しさ。
1999AW
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ヒロコ先生のファッション最高でした!先生の服、見ていると心が遠くに行くんです。つまり、夢のような時間でした。希望、愛、情熱、夢、旅、友情、笑顔、跳ぶ!!(笑)「シュルレアリスム、キュビズム、素材表現」「円、線、ニードルパンチ、心が遠くにいく感覚」「画を書くように 自由な発想で 表現された素材」
1999AW
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5点くらいに絞ってそこからとても迷いました。 そして最後の最後に白い鶴の絵が描かれた赤いスカートが気になってこれをを選びました。間違いなく和の絵柄と色なのに、着物をリメイクしたような和ではなく、とても現代的でカッコ良いなと思いました。 トップスとの合わせも可愛いいです。太いボーダーのチューブトップにジャンバー。ジャンバーにも立体的な立派な菊のアップリケがついています。 全体的には和的なクラシックさとモダンさ、カジュアルさとフォーマルさがとてもうまくミックスされているところが好きでした!
2003AW
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アフリカ系の女性が着ている、黒い上下のドレスを選びました。たぶんその上下にかけて、ちょっと和風な大輪の菊の花が刺繍されています。この花の和風な様式のおかげで、全くリアリズムではなく、巨大な花をこの女性は片手に持っていることになります。 ここに登場する花はヨーロッパ産ではなく、19世紀に東洋の出版物から持ち出された版画類から輸出された浮世絵などが原型にあるのではないかと思われます。 このドレスを着ることで、このドレスを着た女性は亜細亜の古い大きな花をてにすることが可能になるのです。
2003AW
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ショーで初めてこのドレスを拝見した時に、赤のパワーに圧倒されました。まさにスペインの闘牛の、赤と黒のコントラスト。マント風でリバーシブルなアレンジも出来るので、私のお気に入りの衣装です。このドレスをステージで着ると私自身のエネルギーも倍増し、演奏も情熱的になります。ヒロコ先生のパワーも音に現れるようです!!
2004AW
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Looking through the archives of Hiroko Koshino, one often encounters looks like this. From a distance, the shapes and patterns can appear almost flamboyant, even reminiscent of stage costume. Yet when worn and brought into motion, the design transforms, becoming unexpectedly elegant, delicate, and quietly poised.
This is precisely why I am so drawn to this particular look. The black and white stripes and the sculptural silhouette feel both bold and refined. It is the kind of iconic piece one cannot help but wish to own.
ヒロココシノのアーカイブを見ていると、時々こういうルックに出会います。遠くから見ると、とてもストライプが強くて、少しフランボヤントで、舞台衣装のようにも感じられる。でも、実際に人が身にまとって歩くと、不思議なほどエレガントで、むしろ繊細で静かな印象に変わる。その変化がとても好きです。線のリズムやシルエットのバランスが絶妙で、派手さの奥にある品の良さが見えてくる。こういう服は、見て楽しむだけでなく、本当は自分で着てみたくなる。実は、私も一度袖を通してみたいと思っています。
2008SS
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肌に溶け込むようなスキントーンの落ち感が美しい素材と、研ぎ澄まされた構築的フォルムの組み合わせに強く惹かれました。 首元からデコルテにかけてのラインを官能的でありながらも品よく引き立て、少女めいた可憐さと成熟した女性像を同時に成立させる表現力。 その卓越したバランス感覚に、同じ女性デザイナーとして深い敬意を抱いています。
2009SS
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このルックは学生時代に拝見し、私の中でのヒロココシノを象徴するルックです。なかなか現行している服では見ることのできない素材やテクニックがたくさん拝見でき、コシノ先生のような先人の方々が与えた産業全体へのインパクトやその積み上げてきた文化の土で自分たちは今デザイナーとして活動できている事を改めて実感できました。
2009AW
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ヒロコ先生のイメージと自身の好みと合わせて選ばせていただきました。これからも頑張っていただきたいと思います。先生のイメージは黒とカラフルな二つのイメージがあります。
2009AW
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和を感じさせる織柄や直線的なパターンワーク用いて、コンセプチャルなドレスにアレンジされているインパクトのある1枚。西洋と東洋を横断しながら、煌びやかな中に余白を感じる部分があることも素敵です。
2009AW
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「シュールな小世界」のこのルックから目がはなせません。胸のストライプから大胆な花びらのデザイン。ヒロコ先生でなくては出来ないアートなドレス。美しいこのドレスを着ることができたら、どんなパーティーでも主役になれそう。誰にも出来ないたったひとつのドレス。大好きです。
2010SS
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光と風のcolore フランス語では「彩る」「カラフルな」という意味ですが、白い布に墨絵のように描かれた筆のタッチが素晴らしく、2色で表現されているのにもかかわらず「カラフル」で「ダイナミック」。コシノヒロコ先生の、日本の伝統を大切に表現されている作品を選ばさせて頂きました。貴重な機会をいただきありがとうございました。
2011SS
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ヒロコ先生といえば、墨と筆で描れたデザイン画やアート作品が思いうかびます。その先生らしさが象徴されたダイナミックな墨絵がのせられたドレスを選らばせていただきました。
2011SS
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どの時代のものも格好よく、一着を選ぶのは酷でしたが、自分の中で大好きなヒロコ先生のアート、墨のエネルギーを感じるものを選びました。和紙という真白で伝統的な面の上に水の温度や墨の表情が浮かび、唯一無二のものだと感じました。
2011SS
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伝統的な墨の美学を、これほどまでにモダンでエレガントなデザインに昇華できるのは先生ならでは。 一瞬の筆の勢いとしぶきが、服という形を借りて永遠に止まったかのような、奇跡的な美しさを感じる一着だと思います。
2011SS
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先づ展示されて居る数に圧倒されました。50年前のデザインが現在に遅れを取らない先生のファッション感覚に驚いております。古典芸能を職として居ります私には、先生の古典への愛情がひしひしと伝って参りました。
2011AW
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ヒロコ先生の作品は独創性に華があり躍動感がリズムを刻んでます。 そのリズムは作品ごとに様々な中、今回選ばさせていただいた作品の、エキゾチックなエスプリと床の底から湧いてくる柔らかで力強いリズムに心を奪われました。 色合いが落ち着いているにも関わらず実に艶やかな魅力があり、私はこの作品に惚れました。 ヒロコ先生の産み出す作品、今後もますます期待を高めながら、応援させていただきます。
2012AW
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はじめて着させていただいたHIROKO KOSHINOのお衣装。フィッティングの際にキラキラした目のようなものを追加したエピソードも。ヒロコ先生が新しい息を吹きかけられたことをご紹介させていただきます。
2014AW
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落ち着いた色合いですが、色面で構成するグラフィカルな強い印象を受けました。襟と腰回りのデザインとタイツや靴の黒の配色の絶妙なバランスがとても好み。また、素材感の変化も楽しめて、僕のデザイナー心を刺激されたルックです。
2018SS
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「静かに纏う美しさ」 私はどこか日本人の美徳を感じました。その洗練された芸術性は、和の所作の美しさに通じているかの様です。 一番大切な物は見えない所にある。内に秘めた情熱。 コシノヒロコさんの作品を通じて、私は日本の心を教わったような気がいたしました。
2018SS
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私たちクリエイターにとって、作品作りはどんどん難しくなってくる。 経験が重なり、目も肥え、要求のレベルが上がるからだ。 昔はよくこんな段階で発表したものだ、とすべてのクリエイターは過去の自作を見て思うことになる。 フランク・ロイド・ライトもあなたの最高作はと聞かれて、次の一作だと答えたほどだ。 それで私は、ヒロコ先生が最も厳しい目で選ばれたに違いない最新作を選ばせていただいた。 ヒロコ先生の作品がどれもこれも良くて、私には一作を選びきれなかったことも正直に告白しなければならない。
2026SS
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和のモチーフをふんだんにあしらいながらも、ボーダーのスカートと合わせる、みたいな予想の外側にある発想に惹かれました。服が多彩で、添えられているテーマを見るだけで情景が浮かぶようなところにもとても惹かれました。たくさんの作品を見せていただきありがとうございます。
2003AW
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コレクションタイトルの「輝ける光の交響曲」のワードにまず惹かれました。さらにコレクション発表の2012年は娘の誕生年なのですが、数ある作品の中でも一際目を引いたオレンジに惹かれてこの作品を選びました。
実際に見てみると、腕を通すアームホールの立体的な形や、柄の対比構造の素晴らしさに驚かされました。表側にある唇のような丸い柄と、内側の直線的な柄が綺麗なコントラストを描いており、改めてこれを選んでよかったと感じています。 アームホール部分がストライプ柄になっているのも新鮮な発見でした。フロントの丸みのある柄と対照的で、動いたときにきっと違う表情を見せてくれるデザインなのだろうなと思います。実際に人が着て、動いているところをぜひ見てみたいと思わされる作品です。
2012SS
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情熱、衝動、探追心、時を経てそれらが洗練されていく様を肌で感じることができました。気になったルックを選ぶのは難しかったのですが、特にこのルックの「少女性を持った女たち」は、チャーミングなヒロコ先生がそのまま服になったようで、大人になっても子供のような心を持ち続けることの大切さを感じました。全体的にとても大胆な服の中でDetailまでこっているヒロコ先生の服づくりの姿勢に心を打たれました。
2005SS
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日本のファッション界を切り拓かれたコシノヒロコ先生の比類なき創造性に深く敬意を表します。このルックはサバンナをテーマに、東西南の感性を融合させた一着。20年前のデザインとは思えない現代性と可愛らしさが、深い敬意とともに印象に残りました。
2006SS
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日本の浮世絵を思わせる柄が印象的で、江戸紫の落ち着いた色づかいがとても素敵です。華やかさがありながら、落ち着きも感じられ、ちょっとおもしろくて、立体感があって、とても素敵です。 どの作品もコシノヒロコ先生らしさにあふれ、心惹かれるものばかりです。今後も素晴らしい作品を発信し続けていただきたいと心より願っております。
2009AW
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〜超えて還る、ジャポニズム〜不失花〜 の作品の中でも、僕は この作品に特に惹かれました。 和服の趣を感じさせるこのドレスは、まるで絵画作品「日本画の滝」をそのまま纏っているかのようで、歩くアートだと感じました。 僕は、コシノ先生が生み出す「線」が大好きで、大胆さと繊細さ、その両方を併せ持つ表現に、いつも自然と引き込まれます。 先生が長年にわたり作品に手仕事や手芸の要素を取り入れてこられたことにも、喜びと敬意を抱いております! 日本の美意識を世界へと広げ、日本が羽ばたく礎を築かれたコシノ先生や皆さんの存在は、私にとって大きな憧れです。 これからも、どのような服や作品が生まれてくるのか、ファンとして心から楽しみにしております。
2009AW
(62)

夢のような場所です!どれもとても素敵で、選ぶのがとても難しいです。コシノヒロコ先生のクリエイティブなエネルギーとものづくりへの真摯な向き合いに、心打たれる思いです。
2014AW
(63)
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文化の大先輩であるコシノヒロコさんのアーカイブを拝見し、改めてリスペクトを感じると共に、ブランドを続けていくことへの勇気をいただきました。 時代の移り変わりと共に変化していくファッションと、いつの時代も変わらないコシノヒロコさんのファッションへの情熱や美学を強く感じます。 時を超えて魅力を放ち続ける作り込まれたテキスタイルの加工や、細部にまで施された手仕事による美しい装飾のディティールが、拝見したアーカイブ全体を通して強く心に残っています。 その中で1つにルックを絞り込むことはとても難しかったのですが、私もこれからのものづくりをする上で大切にしていきたいという気持ちで、手仕事の繊細さと、そこに宿る力強い美しさを感じたLOOKをセレクトさせていただきました。
2009SS
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ヒロコさんのクリエーションの多様さに圧倒されました!どの作品にもそれぞれ異なる魅力があり、選ぶことが想像以上に難しかったのですが、最後は直感で決めました。最近はクワイエットラグジュアリーの潮流もありますが、やはりファッションは人を元気にし、前向きな力を与えるものだと思います。ヒロコさんの作品群はそんな力にあふれていて、この服を着てみたい、着たらどんな自分に出会えるのだろうとわくわくさせてくれるものばかりでした。
2011SS
(66)

フォルム、素材感、雰囲気が好みのナンバーを選びました。自分が着るなら、、、の観点もあります。正直選ぶのはとても厳しいものがあります。作品を通じて、ヒロコ先生の妥協しない在り方・生き方を感じました。
1997AW
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2021年兵庫県立美術館での個展を見た私には、不易流行な作品群が未だ鮮明に脳裏にあり、これまでの数々の名作からひとつを選び出すことは困難なことです。悩みながら選ばせて頂いたこの作品は、「器量」を得た人がエレガントに歩く姿であり、土を素材にしている私には、マリンブルーを基調とした動く「器」に観えてくるのです。HIROKO KOSHINOさんのアーチェストとしてファションを捉える姿勢は、天に人が器を捧げることが「命」とするならば、「人への命のデザイン」と言えるのではないでしょうか。
2013SS
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日本の美学の真髄が確立された一着。 日本の伝統と西洋の衣服、和と洋から新しいエレガントを追求するための色々な工夫がなされている。 この作品は日本の天然繊維である軽量なコットンガーゼをふんだんに用い、そこに水墨画を描いている。揺れ動く時に見え隠れするそれは。ヨーロッパにはできない組み合わせだ。 デザイナーの意気込みを感じる。
2015SS
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これは結局直感的ということなのだろうが、僕が一番強く印象に残ったのは2016年の『シュールな画集』の最初の三作品だった。このカラフルな感じが何かとても気に入ったのだけれど、なかでもこのルックだ。ちょっと毒々しいところもあって、そのエネルギーの強さがとても今の時代の空気と合っているなぁ、と思った。
2016SS
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ヒロコさんと最初に知り合ったのは2013年。安藤忠雄先生が設計してくださった我が家の完成祝いパーティーに先生のご紹介で来てくださいました。それ以来コシノヒロコ展を自らご案内いただいたり、一緒にゴルフをしたり、対談したり、演奏会にも頻繁に来てくださいます。今回はご縁の始まった2013年以来の作品から選びました。シンプルでありながら、ぬくもりと調和を感じます。全体のフォルムの美しさ、足元の赤が刺激的ながら、周りのカットが美しく、遊び心も感じる。まさにヒロコさんのセンスが溢れている1着だと思います。
2017AW
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大胆なカラーブロッキングや直線的なシルエットは、色鮮やかでポップな印象を与えながらも、決して軽くなりすぎることなく、現代的なモダニズムの強さを感じさせます。 また、配色や構成の一つひとつが計算されており、見る角度や動きによって異なる表情を見せる点も非常に印象的でした。 前衛性と美意識が凝縮された、強く心に残るルックだと思います
2018SS
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アーカイブブックのページをめくっている時、大胆な色使いでありながら、街中でサラッと着られそうなこのドレスに惹かれた。 ふんだんに使った生地はモデルが歩く度に美しく揺れ動くのだろうと想像できる。 このドレスが発表された2018SSのテーマはリバースで、タンポポをモチーフにしたものが多く見られた。タンポポの種子のように、有機的に繋がっていく新たな創造とのことだが、我々歌舞伎役者もまさに古いものを継承し新たな創造とともに未来へ繋げていく。
2018SS
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ご自身の絵をモチーフにしてる。作品に和テイストが多いがモダンなテイストで色づかいがピースフルで美しい絵。ドレスにおとしこんだ光沢感、肌のみせ方がステキ。うら地にもイラストがあり、心くばりがうれしい。美しい、キモノの色気も感じられる。
2019SS
(74)

パッと見てピンとくる、フィーリング合う。一つの作品としてかつての記憶、たとえば旅の記憶がよみがえるような鮮烈な記憶に結びつくもの。 ピアニストというステージに立つ仕事なので、普通の会社員ならムリだけど、女性も男性もきられるユニバーサルなかんじ。ひと目見て、あ、かっこいい!着てみたい、と思った。かっこいい、着たい、単純に着てみたい。
2022AW
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時代を切り拓くアナーキーな精神、 伝統と革新、 それは いつも私が追い求めているもの。
ヒロコさんの唯一無二の世界観は、 正に、 己の理想とするべきものである。
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2019年1月21日 偶然 銀座の地下へ
街の記憶は 絵画となり ドレスとなる
描くことと構築することは 同じ呼吸だった
「脈打つ創造の気配」
導かれるように 私は通い続けた
この一着が 私とコシノヒロコを結びつけた
2014SS
2025年12月、母校である文化服装学院のご協力のもと、1978年から現在まで、約50年にわたるコシノヒロコのコレクション作品を展示する機会を設けました。後輩たちの学びのために実施した企画でしたが、500点以上の作品が一堂に会することは、コシノ自身にとっても初めての経験であり、大変貴重な機会となりました。
その際、これまでご縁をいただいてきた方々にも作品をご覧いただき、会場に並んだ服の中から、お気に入りの一着を選び、言葉を寄せていただきました。
今回の展覧会に合わせ、コシノ自身が間もなく90歳を迎えることにちなみ、「(UN)KNOWN HIROKO KOSHINO | Chapter 0|90人のアーカイブ展」と名付け、ご協力くださった方々からのコメントとセレクト作品をここでご紹介させていただきます。
なお、展覧会『(UN)KNOWN HIROKO KOSHINO』で実物をご覧いただける作品には、★印を付しています。ぜひ、東京都現代美術館で実際の作品と対峙していただければ幸いです。